
たびちゃん、チベット、不思議だな、と、思っています。
もし世界の人道主義者の願うように、中国がチベットの独立を認めれば、一体、どのような国が出来あがるのだろうかと、思ってしまいます。
それには、
過去、どのような国であったか、が問題で、
宗教指導者が、ラサの城に似た巨大なお寺に君臨する、それも、この21世紀の時代に、輪廻転生で生まれ変わった子供が君臨するという、政教一致の国が出来上がり、一部の宗教貴族が富を独占するような国になるような気がしてしまいます。 また、まともな政治が子供に出来るわけもなく、取り巻き連中が仕切るような体制ではないかと思えるのです。
残念ながら、一部の熱烈な信者のようには、ダライラマさんを見ていると、到底、私には神のようには見えません。腕を巻くりあげ、記者に向かって、
ーー私が悪魔に見えるの??
挑みかかっている姿は、う^^ん、という感覚がします。
倒産した、どこやらの証券会社の社長が、一昔前、泣きながら記者会見をしていましたが、似ているな、と思います。
チベットが主張すべきは、中国にかわって、自分たちが統治するならば、このような国にするであろうというビジョンで、それが
21世紀的でないと、広い共感というよりは、単なる、弱いものに対する
判官びいき、にしか過ぎなくなって、主張に迫力がないように見えます。また、中国人から見れば、何を今更、ごちゃごちゃ言っているの、という感覚で捕らえられがちです。
中国には、今となれば、もう、独立は現実的ではなく、チベットの自治をもっと認めるように迫るとともに、亡命政府には、国づくりのビジョンを示すように迫るべきだと思います。尤も、今の亡命政府にその資格があるかどうかも疑問ですが。過去の体制を作り上げてきたのは、今の亡命政府なのですから。
ビジョンがないことには、どっちもどっちという気がしてきます。
チベットにも、宗教を離れビジョンを示せる新しい指導者が生まれ、中国側にも自治を認めることの出来る度量の広い指導者が出るまでは、今の悲劇は、なし崩し的に広がってゆくようです。コサックは進んでロシア軍の尖兵を務めることで、コサックらしさを取り戻しつつあるようです。現実的な方法だと思えます。
応援は、
熱い心と、冷たい頭、でするべきで、
ロマンと計算の両立しない、ただの熱情は愚かな迷路に落ちるだけではないかと思えてしまいます。チベットを応援する人々が、どのようなチベットになる事を願っているのか、ゆっくり聞いてみたいものです。
それでも、
普通の人のために、
たびちゃん、
FREE TIBETです。